ももブロ
11月、「わくわく伝染ツアー」が終ってからの
ひとつき。
週に3日と講演をしていて
それも地方とか多かったので
ほんとうは
「わくわく」の写真とか
動画とかいろいろとUPするつもりだったのに
ぜんぜんできませんでした・・
ちょっと待っててください
(もう、忘れたかもしれないけれど)
そんな、めまぐるしい11月でも
スキマ時間に
神社のお参り
お芝居、狂言、コンサートなど
いろいろ行ってました。
すごい感動したものもあったので
せっかくだから
これからは
マメもやし、じゃなかった
マメにブログにUPすると決めました。
ブログ、犬ばっかりなので
「この人、犬の散歩しか
してないんじゃない」と
思われているかもしれないし。(笑)
ということで。
私は
俳優の温水洋一さんが
大好きなので
江波杏子さんとの
二人芝居「ご臨終」を観てきたのです。
おねえ誘って。
この芝居、
シンプルで華美じゃないけど
だからこそ
温水さんと江波さんの演技力が
際立ちます。
それに
2時間半、温水さんは
ほぼ一人で台詞を
しゃべりまくります。
お相手の江波さんが扮するのは
無口な老婆なので
江波さんの台詞5つくらいしかないのです。
本一冊くらい
丸暗記して
演技もして・・・
あまりにすごすぎて
ああ、温水さん、すごい。かっこいい。
しびれました。
老婆役なのに
江波さんはすっごいきれい
おねえが隣で
「あんな老婆の衣装で、髪の毛やのに
きれいやなあ」とつぶやいていました。
と、私の好きな温水さんは
店構えは汚いけど
老舗で人気の
焼き鳥やさんみたいな人。
あくまでも私のイメージだけど。
そう、たとえば
渋谷の「鳥竹」みたいな店のような人。
だから私のなかでは
温水鳥竹という名前になりつつある。
さて
この物語は
死にゆく叔母と
看病している甥の話なんですが
温水さん演じる甥は
なんか、ちょっと
さみしい環境で育ったせいで
ひねくれていて
「早く死んでいいよ」と
平気で言ってしまう。
死ねる装置とか作ったりしてしまう。
でも、ほんとうは
愛されたくて、
愛していて
すごく不器用ななんです。
父親が死んで
母親が死んで
そして、とうとう
叔母が死ぬとき
その温水さん(甥)は
言います。
「どうして、人って
順番に死ぬんだよ
みんないっぺんに死んだら
悲しくないのに」って。
これが深い台詞だなって思って。
残されるという【悲しみ】と、
先に逝くという【さみしさ】
どっちも
誰かを愛する人がいるから
生まれる感情なんですよね。
だから
私たちにとっては
その【悲しみ】も【さみしさ】も
幸せな証なのだと
思うのです。
そんなことを
感じながら
涙してみたお芝居。
みたほうがいいよ!
と書こうとしたら
うぎゃ、もう、終っている・・・・
ごめん。
じ、じゃ〜〜
ねまんじゅう(復活!)