
「仕事ができる女性」って、カッコいいと思いますよね。
自分もそうなりたいと思っても、具体的にどうすればなれるのかわからないもの。
実は、よく観察してみると、いくつかの共通点や習慣があったりすることも。
それらを真似ることで、あなたも「仕事ができる女性」に今日から一歩近づけますよ。
仕事ができる女性の特徴
「仕事ができる女性」は、決して任される職務を全うするばかりではありません。それは結果論であり、根本的な「仕事ができる」理由はもっと内面にあります。
ポイントは、ネガティブなことに対して「女性だから」「男性だから」を言い訳にしないこと。一方で、「女性だから」をポジティブに転換できる場合は存分にそれを発揮すること。例えば、共感する力は女性の方が高いと言われがち。それを武器に場をコントロールしたりもできるのでしょう。
EQ(心の知能指数)が高い
EQ(Emotional Intelligence Quotient)とは、「感情をうまく理解し、適切に活用・調整する力」を数値化したものです。仕事ができる女性は、人の気持ちを感じ取る力が高いです。
たとえば、部下が元気がないときに、あえて何も聞かずに「コーヒーでも飲みませんか?」と声をかけます。そういうちょっとした“察する力”が、信頼関係をつくっていくのです。営業でも、相手の気持ちをちゃんと感じ取る人が、結果として売れるもの。情緒能力は仕事の本質を支える力です。
シンプルで分かりやすく伝える
たとえば会議で、長々と話しても「で、何が言いたいの?」と言われることってありますよね。仕事ができる女性は、話の順序を整理して結論から伝えます。
仕事ではいつも、「結論・理由・具体例」の順番を意識することが大切。伝え方ひとつで、信頼されるかどうかが変わります。話し方は才能ではなく、訓練で伸ばすことができるのです。
主体性を持ち、自ら動ける
誰かの指示を待つのではなく、自分から「これ、やってみましょうか?」と提案できる女性は強いです。
たとえば、チームで新しい企画を考えるときに「私、調査をやってみます」と一歩踏み出せると、その瞬間から“ただのメンバー”ではなくなります。主体性は、あなたを“必要とされる存在”に変えてくれるのです。
自分の強みを理解し、活かしている
「私には何もない」と思い込まないでください。たとえば、人と話すのが得意なら、それは立派な武器です。もし「口が達者なだけじゃん」と言われたことがあるなら、その“口”が営業では武器なります。
自分の当たり前は、他の人にとって価値なのです。だから、自分をちゃんと見つめて、強みを活かしていきましょう。
陽転思考で前向きに捉える
陽転思考(ようてんしこう)とは、物事の“悪い面”や“ネガティブな出来事”を、意識的に「良い方向」に転じて捉える思考法のことです。
イヤなことが起きたとき、「なんで私だけ」と思うのは当然です。しかし、仕事ができる女性はそうではなく「この経験がきっと誰かの役に立つ」と考えるようにしています。たとえば、大失敗して涙を流した経験が、いつか同じように悩む誰かを救うこともあります。ネガティブを“材料”に変える。それが陽転思考なのです。
継続的な行動力がある
結果を出す人は、特別な才能があるのではなく、ただ続けているのです。ある営業職の女性は「52週ゼロなし」と決めて、毎週一件は契約を取ると自分に課していました。体調が悪い日もありましたが、それでも諦めませんでした。
努力は裏切りません。男女問わず決めたことをひたらすら続ける人が最終的に勝つのです。
相手目線で価値を提供できる
売りたい気持ちを押し出すと、人は引いてしまいます。たとえば「この商品、本当にいいんですよ!」と言う前に、「○○さんの悩みに合うと思って提案させていただきます」と伝える。すると相手は“自分のことを考えてくれている”と感じるのです。
相手目線は、営業だけでなく、すべての仕事に必要な力です。
感情をマネジメントできる
仕事で感情が乱れることってありますよね。たとえば、理不尽なクレームを受けたとき。すぐに泣いてしまう気持ちもわかりますが、「これは感情の訓練だ」と思うようにすることがとても大切。
怒りや悲しみを否定せず、いったん受け止めてから落ち着く。感情をコントロールできる女性は、どんな職場環境でも強いのです。
自己肯定感が高い
仕事ができる女性は、自己肯定感が高いことが多いです。自分を信じることが、すべての始まり。「私なんて」と思ったら、まずは“小さな成功”を自分に認めてあげるようにしています。
たとえば「今日は予定通り資料を提出できた」とか。そんな積み重ねが、自己肯定感を育てていきます。自分を認めて、愛してあげることが、成長の土台になることを理解しているんです。
女性らしさを活かしている
仕事ができる女性は、意外と「男性のように強くならなきゃ」なんて思っていないもの。気遣い、柔らかさ、共感力。これらの女性ならではの力を活かすことにフォーカスしています。
たとえば、お客さまが緊張していたら、和やかな空気を作ってあげる。そうすると相手は心を開いてくれます。“自分らしさ”を武器に変えられる女性は、本当に仕事ができる人なのです。
仕事ができる女性になるには?

仕事ができる女性になるには、日々の行動から少しずつ習慣を変えていくのがポイント。いきなりバリバリできるようにはならないので、焦らず、思考の癖を変えていきましょう。
陽転思考を習慣にする
ネガティブなことが起きたとき、それを無理にポジティブに変える必要はありません。まずは「悲しい」「悔しい」と感じていいのです。でもその後、「この出来事から何を学べるか?」を自分に問いかけてみてください。毎回ノートに“良かったこと”を書き出してみましょう。そうすると、心が整って前に進めるのです。
自分の強みを言語化する
自分の強みを知らないまま努力しても、空回りしてしまうことがあります。なので、自分の強みを“言葉にする”ことをおすすめしています。たとえば「私は聞き上手」であれば、「人の話を丁寧に聞くことで安心感を与えられる」などです。言語化すれば、意識して活かせるようになるのです。
伝え方をトレーニングする
伝え方はセンスではありません。訓練すれば誰でも上手くなります。プレゼンや報告の前に「結論・理由・事例」の順で構成を考え、それを言葉で伝える練習をするなど。
たとえば、「売上が上がりました。なぜならこの施策をしたからです。具体的には〜」というふうに。伝え方ひとつで、評価も信頼も変わるのです。
失敗を恐れず行動する
完璧でなくて構いません。大事なのは、“まずやってみる”ことです。失敗して泣いた夜が何度もあってもいいんです。その経験が糧になるから。
成功している人は、みんな失敗を積み重ねています。だから恐れずに、あなたらしく動いてください。行動の先に、道はひらけます。
仕事ができる女性になるには思考の癖・考え方から変える

「仕事ができる女性」になりたいと願うのであれば、『陽転思考』を学んでみてください。
陽転思考とは、ネガティブな事実からも「よかった」を探す思考法です。ネガティブな感情を許可し、それらを受け入れてから切り替えるという方法であり、マイナスのことを否定しません。
良いとか悪いという二元論ではなく、「すべての事実はひとつですよ。見方を変えて見ましょう」という考え方であり、ビジネスにおいても重要な考え方になります。『日刊ワダビジョン』は、陽転思考に繋がる仕事やコミュニケーションにおける本質を知れるメルマガになっていますので、この小さな一歩から皆さんの人生が前向きになることを願っています。
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