「連休明け仕事行きたくない」を乗り越える5つの方法

連休明けは、いつにも増して仕事に行きたくない気持ちが高まるものです。それはあなただけではなく、いつも元気に見える周りの人だって同じこと。連休明けのモチベーションとはそういうものなのです。

しかし、現実問題としてそれでも仕事に行かなければいけないが、この気持ちは一体どう乗り越えればいいの?と悩んでいるでしょう。

今は辛いかもしれませんが、考え方を少し変えるだけで前向きになれる方法があります。

「連休明け仕事行きたくない」を乗り越える5つの方法

「連休明け仕事行きたくない」と感じるときは、それを乗り越えるために次の5つの方法を試してみてください。

  • 前夜に少しだけ仕事の段取りを確認する
  • そのまま辞めても良いことはないと冷静になる
  • 行くだけ行って嫌になったら帰ればいいと逃げ道を作る
  • どうせ行ったら現実に戻ると割り切る
  • 休みの日数が増えるほど行きたくない気持ちが増大することを認識する

日頃から強いストレスを感じていて、絶対に行きたくないと感じるまでに追い込まれている場合は休むことも検討しましょう。一方で、「そんなことはないが連休明けだからしんどい」程度の状況であれば、1歩を踏み出すだけで意外とあっさり受け入れられるでしょう。

休み明けにいきなり現実に引き戻されるから、いつも以上に仕事が嫌に感じてしまうものです。であれば、休みの日の最後に、翌日の仕事の段取りを少しだけ確認する「準備運動」をしてみてください。

「休みに仕事なんて」と思うかもしれませんが、休みはどう使おうと個人の勝手です。言い換えれば、休みの日に少し仕事のことを考えたって、誰かに文句を言われない「自由に仕事できる時間」ともなります。

10分だけ、翌日のスケジュールやタスクを整理してみたり、準備不足があるなら30分だけ進めておいたり、何かしら仕事に触れおくことで「いきなり今日から現実」という状況は回避できます。

「このまま仕事を辞められたら・・・」と思うかもしれませんが、連休明けだから仕事に行きたくないという状況で感じるその感情は、おそらく建設的なものではないでしょう。

一時の感情に流されて仕事を辞めてしまったら、後に後悔する可能性が高いことは明白です。さらに、次にどんな仕事をしても「連休明け」は必ずまた訪れるわけなので、その度に同じ理由で仕事を辞めてしまう人になるでしょう。

仕事に行きたくない時は、「完璧でなくてもいい」と自分のなかで折り合いをつけるのもポイントです。もちろん、中途半端な仕事をしていい理由はありませんが、それでも仕事を休むよりかは何かしら前に進みます。

最悪、「行くだけ行って嫌になったら帰ればいい」と逃げ場を作るだけで、とりあえず行こうという気になれるものです。いざ職場についてしまえば、今朝までウダウダ言っていたのが不思議なように、現実を受け入れて意外と普段通り仕事ができるでしょう。

上記と少し被りますが、人生は行動したとおりにしかならないため、仕事に行くことでしか仕事に行けるようにはなりません。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、モチベーションが下がっているときはこんな当然のことも見失いがちなのです。

「行きたくない」という想像をしていることに意味はないため、仕事を辞めるつもりがないのであれば「どうせ行ったら現実に戻る」と割り切ってしまうのは一番早いです。

仮に、仕事にいきたくないからもう一日休むとしましょう。すると、その翌日はさらに仕事に行きたくない気持ちが増大します。そもそも連休明けに仕事が嫌になるのは、休みの日が続くことで気持ちがオフになっているためです。

連休が長ければ長いほど、その億劫な気持ちは膨らむわけなので、本来仕事に行くはずだった日を休んでしまうと余計にふさぎ込んでしまいます。

連休明けの仕事が恐いと感じる理由

連休明けは、誰もが仕事に対してネガティブに感じるものです。しかし、休みの間に何か問題を起こしているならまだしも、そうでないのに、普段以上に嫌に感じるのはよく考えるとおかしな話ではないでしょうか。

実は、あなた自身が自覚できていないだけで、深層心理では次のようなことが理由で「連休明けの仕事が恐い」と感じているのかもしれません。

もっとも多いのは、休みが楽しかったことで辛いことを受け入れられないからでしょう。しかし、辛いことがなければその反動で楽しいことも生まれません。さらに現実的な話をすると、仕事でお金を稼がなければプライベートを充実させることも難しくなります。

つまり、仕事は不要なものではなく、むしろあなたが楽しい思いをするために必要なものなのです。どちらか一方だけを取ることはできないため、バランスをとる意味でも仕事を受けれた方が、次の楽しみに繋がります。

誰だって、仕事でミスをすることを考えたら恐怖心に飲み込まれます。ですが、それが被害妄想であれば意味がないため今すぐ考えることは止めましょう。叱責されることが確実であったとしても、怒られて前に進むしかないため、やはり考えること自体が無意味です。

多くの人は、まだ現実で起きてもいないことを考えすぎて必要以上に悩んでしまいます。ネガティブな想像は、仕事に対する準備のためにも大切な要素ではあるのですが、今考えてもどうしようもないことまで思慮するにはハッキリいって無駄です。そんなことは行ってから考えればOKなのです。

連休中に安心できたのは、嫌いな人や苦手な人に会わずに済んだからというパターンもあります。その場合は、仕事に行くことでそれらの人間に会うというだけで億劫に感じるでしょう。

一般的に、社会において人間関係の問題は非常に多いですが、特効薬はないため自分のメンタルを自ら調整するしかありません。極論ですが、他人があなたを不幸に権利などないため、ノイズだと割り切って気にするのを止めるしかありません。

自分が正しい仕事をしているのであれば、たとえ今は力不足でも、一方的に責め立てられる理由はないのです。

どんなことにも『よかった』は存在する

何かに失敗してメンタルが落ち込んだ時は、自分の将来について深く考える機会です。言い換えれば、「このタイミングで悩んでよかった」と自分を褒めてもよいということです。

仕事に限らず、どんな悪い出来事にも『よかった』は存在します。大切なのはそれに気付けるかどうかです。仕事に行きたくないと悩んだことで、逆に『よかったこと』は何でしょうか。

  • もっと成長しなきゃとモチベーションが高まった
  • 乗り越えたことで耐性ができた
  • 糧としたことで前よりも精神的に強くなった
  • 仕事への価値観や人生について考えることができた

考え方次第で色んな『よかったこと』が出てきます。どんなことにも相反する事実があることを忘れないでください。もし『よかったこと』に気付けそうになければ、気付けるようになるための考え方を醸成してきましょう。もし自分一人では考え方を醸成できない人は『陽転思考』を学んでみてください。

陽転思考とは、ネガティブな事実からも「よかった」を探す思考法です。ネガティブな感情を許可し、それらを受け入れてから切り替えるという方法であり、マイナスのことを否定しません。良いとか悪いという二元論ではなく、「すべての事実はひとつですよ。見方を変えて見ましょう」という考え方であり、ビジネスにおいても重要な考え方になります。

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