メンタルを鍛える8つの方法|人を選ばず誰でも今すぐにできること

メンタルは身体のように物理的なものではないため、鍛えることができるのかイマイチ信じきれない人が多いかもしれません。たしかに、筋トレをした分だけ身体が強化されるようにはいかないため、目に見えないメンタルを鍛えるには主に考え方のシフトが必要になります。

心を強くすることはできます。もし今なにかに悩み苦しんでいるのであれば、本項で紹介する方法のいずれかを試してみてください。一にも二にも、まずは試す・行動してみることから明日は変わります。

メンタルは鍛えられる

大前提として、目に見えなくともメンタルは鍛えられると知りましょう。心は不安定なものですが、経験と知識で強化していくことができます。

言い換えれば、経験も知識もなしにメンタルを強くすることはできません。「メンタルが弱く、どうすることもできない」と感じている人は、メンタルは感覚的なものだと捉えているばかりに、時間や周囲がいずれ解決してくれるだろうと構えてしまっているかと思います。

メンタルの不調でもっとも注意すべきは、コントロールできない他者に依存して、コントロールできるはずの自分すらも操作方法を見失ってしまうことです。メンタルというものをフワッと捉えてしまうと、心も感情も他人に任せて、結果的に運任せの選択と人生になってしまうでしょう。

「知識と経験によって、メンタルは鍛えられる」。それを知るためにも、次章から紹介する具体的な10の方法を試してみてください。

メンタルを鍛える8つの方法

メンタルを鍛えるための最良の方法は次の8つです。

  • 自分の価値は自分で評価する
  • 過去最低の経験を更新し続ける
  • 何事も経験と捉える
  • 挑戦を続けていくことが人生だと考える
  • 自分に嘘をつかない
  • メンタルが強い人の思考や行動を真似る
  • 人と違う自分を誇りに思う
  • 人生の踏ん張りどころを意識する

どれも人を選ばず、誰でも今すぐにできることです。それでももし「できない」と感じるのであれば、不安が心を覆ってしまっており、頭ではわかっていても身体が動かないような状態に陥っています。

そんなときは「本当に変われるのか?」と期待しすぎず、多くの望まず、「どうせ辛いのなら何もやらないよりはマシだ」くらいに思って軽い気持ちで取り組んでみましょう。「思ったよりも効果がありそう」と感じたら、メンタルを鍛える方法を身に付けたも同然です。

他人の目に気にすることなく、自分の価値は自分自身で評価しましょう。メンタルダウンの多くは他人からの攻撃や影響によるものかと思いますが、まずはそこに引っ張られることから脱却しなければいけません。

かといって、他人からの攻撃を止ませることは自分だけの意思でどうにかできるものではないため、攻撃や影響を受けた後の、自分の反応を選択する術を身につけましょう。

他人が自分を軽んじたからと言って、自分自身も同じように評価する必要はありません。「あの人は○○と言ったが、自分は○○な存在である」と、良い面も悪い面も自分の価値は自分で評価するのです。

あなたが幸せになる権利は、誰でも奪うことはできません。

これは主に考え方ですが、「過去の経験よりもマシ」と思えることがメンタルを強く保つわかりやすい方法です。そのため、過去最低の経験を更新し続ければ、次回以降の苦難においても「でも大丈夫」の線引きをしやすくなります。

「今がいちばんきつい」と感じるときほど、メンタルを回復するのは難しいと思うものです。それは、乗り越えた経験がないからこそ感じるのであり、当然ですが、乗り越え方を知っているケースが増えれば「あのときの○○と同じだ」と対処できるようになります。

「今がいちばんきつい」状況を逆手にとって、次回以降の線引きを押し下げたと思えば、それを繰り返すたびにストレスへの許容範囲は広がるというわけです。

メンタルを鍛える=耐性をつけるという意味であり、その状況から何を学び、どのように耐性を付けるのかがポイントです。

世の中に、一度も失敗しないまま生き続けられる人はいません。成功しているあの人も、メンタルが強いと憧れるあの人も、あなたの知らないところで、いくつもの失敗を経験しています。

失敗とは不幸ではなく、ただの経験に過ぎません。人間は失敗から学ぶ生き物であり、「なら次はこうしよう」と学習して改善できるのは、上手くいかない経験があってこそなのです。

それなのに、失敗したことを悔やみ、それが「自分の価値をただ下げている」と勘違いしているのは損でしかありません。たしかに、その一時だけを切り取れば評価は下がっているでしょう。しかし、過去より良くなるために失敗は必要であり、その経験もなしに良くなろうと考える方がおこがましいのです。

失敗することを怖がって、チャレンジすらしいというのは、オーディションに一回落ちたらもう自分はダメなんだと思って諦めてしまう人生と似ています。

次へ次へと挑戦を続けていくことがその人の人生そのものであり、何も成功することや、結果を出すことがその人を輝かせることではなくて、“挑戦し続けること”こそがその人を強くして、輝かせていきます。

人から拒絶されたり、否定されたりするのはとても嫌なことです。ましてや、失敗するのも避けたいでしょう。ただし、これを嫌がってばかりいると、人に声をかけることができなくなり人生に良い作用をもたせません。人生を前に進めるには何かしらの働きかけが必要です。その働きかけが“挑戦”なのです。

都合が悪いことが起きれば、人間だれしも人のせいにしたがるでしょう。自責で考えたとしても、どこか一部では外的要因のせいにしてしまうものです。そうしなければ心を安定させられない、もしくは人として成熟できていないためです。

自分に嘘をつかないことを徹底するのは、決して簡単なことではありません。自責で考えることは、自分を追い込むことにもつながるためバランスが大切になります。何でも自分に100%の責任を負わせるのが正しいのではありません。

「自分に嘘をついても、結局自分のためにはならない」ことを知りましょう。「あのときの○○は△△のせいで…」と思う経験があれば「でも、一方で自分は…」と自分自身を省みてください。

ここまでは本質的でありつつ、主に考え方のシフトによる方法でしたが、頭がごちゃごちゃして上手く切り替えられない人は「メンタルが強い人の思考や行動を真似る」のがわかりやすい方法です。

モチベーションは行動からしか生まれない、行動が変われば習慣が変わると言われるように、一に二にも、まずは何かしらの行動を起こさないことには始まりません。うずくまってアレコレ悩んでいても現実は変わらないため、とりあえずメンタルが強い人の思考や行動を真似してみましょう。

身近な人でもいいですし、YouTubeなど「この人すごいな」と感じる存在でも構いません。とにかく、「こうなれたらいいな」と思える人を思い浮かべてください。

メンタルが弱い人は、他人ができることが自分にはできなかったり、やはり誰かと何かを比べてしまう癖が強いです。自分一人では悩まなかったことも、比較対象が現れてしまうことで「自分はダメなのかもしれない」と落ち込んでしまうのです。

一切を人と比べず、比べられずに生きることは難しいです。けれど、人と違う自分は必ずしも欠点なのではなく、捉え方によって強みにも弱みにもなります。つまり、どの視点や角度から切り取るのかが大切ということです。

メンタルが弱いのであれば、同じくメンタルが弱い人の気持ちを理解できる。だからこそ、人のために真摯に向き合える。それは、人に対しても仕事に対しても同じであり、心が不安定という経験があるから、それの乗り越え方を知っている。

実は、そんな些細なこともで「人とは違う自分の強み」であり、今まで弱点だと思っていた性格や経験も、反対側から見れば大切にしなければいけない才能に変わります。

メンタル弱い人やプレッシャーに弱い人は、最初からコミットせずに逃げる癖がついていることが多いです。逃げ癖は一生付きまとうため、ここぞというときに踏ん張れなくなってしまうのです。

逃げ癖から脱却するために大切んことは、「私ここまでやったな」と、自分で褒められるようになることです。自分のことは、自分が一番見ています。たとえば、「毎日走っているのに全然痩せない」と思っても、「でも毎日走っているんだから、なんか体、変わってるんじゃない?」「もうちょっとしたら変わるんじゃない?」という期待値は持てるでしょう。

そうしてやり続けて、少しでも身体が変わってきたら「やめないで良かったな」と思うはず。しかし、ダイエットに失敗する人はこの「もうちょっと」というところでやめてしまうのです。他にも、仕事で結果が出ない人も「もうちょっと」というところで諦めて失速していきます。

「私はダメだ」「私には向いていない」という自己疑念を自分で作ってしまわないように、人生の踏ん張りどころを意識して「逃げようとする自分から逃げる」ような考え方を持てると、ここ一番という場面で強靭なメンタルを発揮できるようになります。

どんなことにも『よかった』は存在する

何かに失敗してメンタルが落ち込んだ時は、自分の将来について深く考える機会でもあり、自分の価値や目標について再評価する絶好のタイミングともいえます。言い換えれば、「このタイミングで悩んでよかった」と自分を褒めてもよいということです。

仕事に限らず、どんな悪い出来事にも『よかった』は存在します。大切なのはそれに気付けるかどうかです。仕事に行きたくないと悩んだことで、逆に『よかったこと』は何でしょうか。

  • もっと成長しなきゃとモチベーションが高まった
  • 乗り越えたことで耐性ができた
  • 糧としたことで前よりも精神的に強くなった
  • 仕事への価値観や人生について考えることができた

考え方次第で色んな『よかったこと』が出てきます。どんなことにも相反する事実があることを忘れないでください。もし『よかったこと』に気付けそうになければ、気付けるようになるための考え方を醸成してきましょう。もし自分一人では考え方を醸成できない人は『陽転思考』を学んでみてください。

陽転思考とは、ネガティブな事実からも「よかった」を探す思考法です。ネガティブな感情を許可し、それらを受け入れてから切り替えるという方法であり、マイナスのことを否定しません。良いとか悪いという二元論ではなく、「すべての事実はひとつですよ。見方を変えて見ましょう」という考え方であり、ビジネスにおいても重要な考え方になります。『日刊ワダビジョン』は、陽転思考に繋がる仕事やコミュニケーションにおける本質を知れるメルマガになっていますので、この小さな一歩から皆さんの人生が前向きになることを願っています。

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