仕事に行きたくない理由がわからないときに試してほしいこと|会社が嫌じゃないのになぜ?

仕事に行きたくない感じるのは間違いないのに、その理由がなぜかハッキリしない。

理由がハッキリしないせいで、休むのが正解なのか、それでも頑張って仕事に行くのが正解なのかわからない。

そんなジレンマを抱えている人は、自分の人生や価値観、働き方などに真剣に向き合うタイミングが来ているかもしれません。

当然ですが、理由もなく仕事が嫌になることはありません。そこには必ず理由があるのと同時に、漠然としている分、人生の大きなテーマにぶつかっていると考えてみてください。

仕事に行きたくない理由がわからないのはなぜか?

仕事に行きたくない理由がわからない場合、そこには様々な要因が絡み合っている可能性があります。

仕事に対する総合的なストレスや疲労、長時間労働や過度な責任感が人を疲弊させるのはいうまでもありません。立場や役職によっては、仕事のために自分自身を犠牲にしてしまうことが多いでしょう。このような状態が続くと、人は心身ともに疲れ果て、「なぜかわからないが仕事に行きたくない」と感じるようになるのです​​。

そして多くの場合、理由をハッキリと自覚できないのは以下の3つが根本的な原因です。

  • 過去に経験したことがない感情に戸惑っている
  • 誰かの期待を裏切りたくないと強がっている
  • 心が限界を通り越している

自分に対する期待や他人の評価への恐れも影響を及ぼしやすいです。このような内面的な葛藤は、自分の中で明確な理由を見つけにくい仕事への抵抗感を引き起こすことがあります​​。

これまで経験したことがない感情や気持ちが表れたとき、過去に例がないために戸惑ってしまうことがあります。人間はだれしも、過去の経験から学び、同じことが起こればその学びから対処します。しかし、「初めての経験」にいきなり上手く対応できる人は少ないです。

感情や気持ちも同じであり、初めて感じる不安は「なんだろうこの嫌な気持ちは」と戸惑うばかりで、ハッキリとその気持ちが何なのかを認めさせてくれません。戸惑いは、事実を捻じ曲げて知覚してしまうことがあります。中途半端に「嫌な気持ち」であることはわかるため、元気でありたい自分と、一方で元気ではない自分が混在して認められない状況に陥ります。

「この問題は○○で解決すればいい」というテストケースを知らない問題にぶつかっているために、仕事に行きたくない理由を明確にできないでいるのです。

仕事が上手く回り続けていれば、仕事に行きたくないとは誰も思わないでしょう。つまり、理由がわからないとしても、根本的な原因は、仕事におけるミスや失敗、誰かからの評価やネガティブな感情を気にしているせいなのです。

仕事のミスで誰かに迷惑をかけてしまったり、自分に任された仕事をこなせないことで、結局は誰かの期待を裏切ってしまったと感じるでしょう。「期待外れ」と思われて喜ぶ人はいません。その気持ちは生まれて当然なのです。

厄介なのは、人からの評価や「誰かの期待を裏切ってしまった」という事実は、一度それを認めると精神的にも耐えられないために自分自身で本質に気付いていないフリをしてしまうことです。本当は原因がそれであることを自覚しているが、追及すると言葉が詰まったり、頭の中がぐちゃぐちゃになることに耐えられないのです。

ここまでは自分との葛藤が主な理由でしたか、過労やストレスで心が限界を通り越している場合はもはや頭が正常に働いていません。それは気持ちの問題ではなく、身体的な問題であるため治療が必要になるでしょう。手足が震えたり、動悸が激しくなったり、身体が拒否反応を起こしてからでは遅いのです。

恐ろしいのは、心が限界を通り越していることに自分自身が気付けないことです。過酷な状況に慣れてしまい、身体や心が悲鳴を上げていることに気付けなくなっていく。倒れて初めて、自分が限界をこえていたことを知るのです。

この段階まできていると、他人からのアドバイスや話も入ってこないでしょう。なぜなら、自分では大きな問題ではないと勘違いしてしまっているからです。

仕事に行きたくないと感じる主な理由

仕事に行きたくない理由がわからない原因はここまで説明したとおりですが、それを引き起こすのは日々の仕事における何かしらの要因でしょう。悩んでいないと思っていても、本当は人間関係に疲れてしまっているなんてことも珍しくありません。

次のいずれかに該当していないか、改めて自分を見つめ直してみてください。

  • 人間関係で悩んでいる
  • 仕事が不安でストレスを抱えている
  • 寝不足や体調不良をごまかしている

これらは相互に影響し合うもので、例えば普段なら問題ない業務でも、人間関係のトラブルがあると、その業務がより負担に感じられたり、体調が悪いことで仕事が一層大変に思えたりすることがあります。それらが積み重なって、あるとき急に心を閉ざしてしまいます。

仕事に行きたくないと感じた際、それを乗り越えたいけれど心が辛いときはこちらのページも参考にしてみてください。

関連記事:仕事に行きたくない気持ちを乗り切る6つの方法|憂鬱に感じる理由と気持ちを軽くするコツ 

仕事に行きたくない理由がわからないときに試してほしいこと

理由がわからないのだから、何をすればいいかもわからない。しかし、待っていても状況は思うように変わりません。仕事に行きたくない理由がわからないときは、次のことを試してみると何かきっかけを掴めるかも知れません。

  • 友人や知人に相談する
  • 他人と比べるのをやめる
  • 「こうあるべき」を捨てる

前述のとおり、答えは自分の中にあったとしても自問自答では認められないこともあります。嫌な感情をさらにえぐるようなこともときには必要であり、蓋をしたままでは解決しません。勇気をもって誰かを頼ったり、今までの常識を捨てることで新しい自分になることができます。

悩みの対処法としてはありふれた方法ですが、友人や知人に相談するのはやはり有効です。一人で考え続けてもわからなかったことが、人からの意見やアドバイスでころっと解決することがあります。

ポイントは、期待しないで相談することです。矛盾しているように感じるかもしれませんが、仕事に行きたくない理由がわからないという悩みは根が深いものです。それだけに解決しなければならない大きな問題でもありますが、それを人に相談することもまた重い腰を上げる必要があり、相談することにも期待を込めてしまうでしょう。もしくは、重い腰があがらずに相談自体のハードルを高く感じてしまいます。

だからこそ、友人や知人を頼るが敢えて過度な期待はしないくらいがちょうどいいのです。気晴らしに雑談した結果、心がふっと軽くなることもあります。解決策を求めていないことで心をニュートラルにして話ができ、認められなかった漠然とした原因に気付けるのです。

仕事は必ず自分以外の誰かと関わり合うものです。関わり合う以上、他人と何かしらを比べざるを得ないのは悩ましいところでもあります。能力、成績、性格、色んなことを比較するでしょう。自分よりもできる人に劣等感を感じるのは誰しもが経験することです。

ですが、他人と比べることで自尊心が傷つき、緩やかに落ち込んでいく人も多いです。比べていないフリをしても、心の奥底では他人の活躍が気にかかり、それを認めたくないことで、仕事に行きたくない根本的な原因からも目を逸らしてしまいます。

ならばいっそのこと、他人を比べるのを一切やめてしまいましょう。自分よりも仕事ができる人に近づけるのは素晴らしいことですが、あなたにはあなた独自の価値と個性があります。それは比較対象の誰かが持っていないものであり、自分自身をどう表現するかでもっと輝かせられるものです。

「他人と比べたっていいことはない」と割り切って、自分に向き合い強みも弱みもすべて受けいれてから本当のスタートです。

社会に出て多くの人が悩んでしまう原因として大きいのが、世の中の正解から逸脱することです。「会社では出世しないといけない」「正社員になるのが正解」「上司や先輩と上手くやっていかないといけない」など、一般的によしとされる常識が、自分にとっての常識になっているのです。

ですが、世の中が決めた正解が果たしてあなた自身の正解でもあるのでしょうか。答えは「No」です。世の中が決めた正解で全員が向かいべきでないことは、近年の働き方の多様化や、価値観の変化などからもわかることです。

今や副業やフリーランスという働き方は何ら珍しいものではなく、人生を豊かにする手段という認知ですらあります。しかし、これらも数年前までは「会社員というレールから外れた人」という見方が少なくありませんでした。「レールから外れるべきではない」と信じ込んでいた結果、何年勤めても昇進や昇給しない会社員はたくさんいます。

社内のコミュニケーションであっても同じです。飲み会は参加しないといけない、休日も出勤しないといけないなど、他人に合わせた「こうあるべき」に従っていては、それに疑問を感じる自分とのギャップは埋められません。

世の中が決めた常識や正解、「こうあるべき」は捨ててしまいましょう。そのうえで、自分のためになる指針だと思える部分だけを糧にして生きていけばよいのです。

「仕事行きたくない」はみんな一緒

どんなに強く見える人でも、「仕事行きたくない」と感じるのはみんな一緒です。朝起きて、できることなら二度寝したいのはあなたの上司も先輩も、みんな同じなのです。

乗り越える人とそうでない人の大きな違いは、イライラや失望感などのネガティブな感情に遭遇した際、その状況をどのように解釈し、どんな反応が望ましいかを考えることで、それらの感情を価値の高いものに変えているかどうかです​​。

仕事に行きたくない気持ちは普遍的なものであり、それを克服する過程で成長や学びがあります。仕事に対する不満や不安をただ感じるだけでなく、それらを乗り越えて成長する機会と捉えることが、今必要なことなのかもしれません。

どんなことにも『よかった』は存在する

仕事に対する不安を感じる時は、自分の将来について深く考える機会でもあり、自分の価値や目標について再評価する絶好のタイミングともいえます。言い換えれば、「このタイミングで悩んでよかった」と自分を褒めてもよいということです。

仕事に限らず、どんな悪い出来事にも『よかった』は存在します。大切なのはそれに気付けるかどうかです。仕事に行きたくないと悩んだことで、逆に『よかったこと』は何でしょうか。

  • もっと成長しなきゃとモチベーションが高まった
  • 乗り越えたことで耐性ができた
  • 糧としたことで前よりも精神的に強くなった
  • 仕事への価値観や人生について考えることができた

考え方次第で色んな『よかったこと』が出てきます。どんなことにも相反する事実があることを忘れないでください。もし『よかったこと』に気付けそうになければ、気付けるようになるための考え方を醸成してきましょう。もし自分一人では考え方を醸成できない人は『陽転思考』を学んでみてください。

陽転思考とは、ネガティブな事実からも「よかった」を探す思考法です。ネガティブな感情を許可し、それらを受け入れてから切り替えるという方法であり、マイナスのことを否定しません。良いとか悪いという二元論ではなく、「すべての事実はひとつですよ。見方を変えて見ましょう」という考え方であり、ビジネスにおいても重要な考え方になります。『日刊ワダビジョン』は、陽転思考に繋がる仕事やコミュニケーションにおける本質を知れるメルマガになっていますので、この小さな一歩から皆さんの人生が前向きになることを願っています。

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