人間関係が得意な人もいれば、不得意な人もいる。人と関わるのが好きな人もいれば、嫌いな人もいる。
必ずしも、得意でなければいけないことはないけれど、できることなら人間関係で悩みたくはないですよね。
人間関係が上手い人には共通するいくつかの特徴があります。誰とでも良好な関係を築くコツは、知っていれば今日から誰でも実践できるものばかりです。
人間関係が上手い人の特徴
人間関係を良好に保つのが上手い人は、おおむね割り切ることが上手かったり、どんなことからも良いことを見つけようとする前向きな思考が強めです。
【人間関係が上手い人の特徴】
- 「仕方がない」と割り切れる
- 話し上手よりも聞き上手
- 間違っていても否定しない
- 同じ意味でも前向きな言葉を選ぶ
- 人によってあからさまな態度の差をつけない
- 年齢や経験にこだわらない
- 他責よりも自責で考える
- どんなことからも学ぶ姿勢がある
- 「テイカー」ではなく「ギバー」である
- 「悪気はない」と考える
「仕方がない」と割り切れる
人間関係でストレスになりやすいのは、過ぎてしまったことを後悔して悶々とし、今後の対応や人付き合いに悪い影響を及ぼしてしまうことです。中には自己嫌悪に陥ってしまう人もいるでしょう
過ぎてしまったことを考えても意味がないため、そういうときは「仕方がない」と割り切ってしまうのが一番です。人間関係が上手い人ほど、自分にとっても相手にとっても都合が悪いことが起きたときも最終的には「仕方がない」と区切りをつけて、さっさと次に進みます。
どんな人間にもミスや上手くいかないことはあります。それを念頭において、自分にも他人にも寛容にいられることが大切です。
話し上手よりも聞き上手
人間関係が上手い人は、話すことが上手だと思われがちです。しかし、実際は話すことよりも聞くことの方が上手なケースが多いです。
自分の話をするよりも、相手の話を聞くことに注力します。多くの人は、どうしても自分の話をしたがってしまいますが、そこを敢えて脇に置いておき、ひたすら相手の話に耳を傾けます。
「話しやすい」と思ってもらうことが大切で、聞き上手の人のもとには色んな人からの相談や話題が集まります。そうすると、さまざま情報がその人の耳に入りやすくなることで、人付き合いや立ち回りが上手くなるメリットもあります。
間違っていても否定しない
間違いをただ否定するだけでは何も生みません。間違いであっても直接は否定せずに、まず受け止めてから間接的に間違いであることを示唆します。人間関係が上手い人は、いたずらに波風をたてるようなことをしません。
例えば、会社で部下がミスを犯してしまったときに「なぜミスをしたのか?」と問い詰めるのではなく、「ミスは誰にでもあるし、もちろん自分にもある」とまず理解を示します。いきなり怒るのは論外ですが、ただ理由を求めるのも建設的ではありません。
どんなこともまず受け入れる。そして、自分と相手にとって正しい選択をするだけで人間関係は好転します。
同じ意味でも
前向きな言葉を選ぶ
「言霊」という言葉があるように、自分の口から出る言葉によって人はポジティブにもネガティブにもなります。そのため、同じ意味でもなるべく前向きな言葉を選ぶ習慣を身に着けた方が人間関係にも良い作用があります。
例えば、「今日は残業しない」ではなく「今日は定時で帰る」といった具合です。課題や問題に対して向き合うのではなく、よりよくなるための言葉を使った方が気持ちも前向きになります。「できない理由」を探すのではなく「できる理由」を探すのも同じです。
自分自身を前向きにしようと考えられる人は、他人に対してもポジティブな側面に目が行きやすくなります。悪い人だと思えばただの悪人になりますし、「相手も人間だから」と理解を示そうとすれば善人にもなります。
人によってあからさまな
態度の差をつけない
人が嫌われる理由の第一位といっても過言ではないのが、人によって態度が違うことです。上の人間には媚びへつらい、下の人間には高圧的な態度をとる。そこまであからさまではなくても、人によって節度を欠くような人間は好まれません。
しかし、「自分はそんなことをしない」と思っていても大なり小なり無意識にやってしまっている可能性もあります。もし今、人間関係が上手くいっていないのだとしたら、人によって態度や言動を変えてしまっていないかを振り返りましょう。
逆にいえば、誰に対しても一貫した言動や姿勢を見せる人は信頼されます。信頼される人のもとには節度を欠くような人は集まりづらくなります。
年齢や経験にこだわらない
年齢が下の人や、自分より経験が少ない人に対して何かしら「自分の方が上」と人は感じるものです。人間関係をフラットに考えづらいことで、それが相応しくない態度や言葉に出てしまいます。
人間の価値は、年齢や経験だけでは決まりません。「私の方が○○歳も年が上だから」や「あなたよりも○○年も長く続けている」といった考えはマウントにしかならないため今すぐ捨てましょう。
前述の、“人によって態度を変える”にもつながりますが、相手を尊重することができない人は人間関係が上手くありません。自分を大きく見せようという気持ちが強いためです。何のために競っているのか、冷静に考えるとその競争心すら無意味かもしれません。
他責よりも自責で考える
誰かのせいにするのが「他責」、自分の責任だと考えるのが「自責」です。自責の方が美徳に感じられやすいから自責が大切なのではありません。コントロールできない他人ではなく、コントロールできる自分を軸に考えることが大切だからです。
人間関係が上手くない人は「なぜあの人は○○してくれないんだ」と自分に都合の良いように変わってくれないことを嘆きます。しかし、他人は他人。いくら願ったところで変わるものではありません。変わらないことに期待を寄せるのは無意味です。
それならば、意思次第でいつでも変えられる“自分”の思考や行動を変えた方が圧倒的に早く確実です。
「相手が変わるから自分が変わる」のではなく「自分が変わるから相手が変わる」と考えられるようになると、人間関係は驚くほど上手くなります。
どんなことからも
学ぶ姿勢がある
人間関係が上手い人は、自分が完璧だとは考えません。常に未熟と思えるからこそ、自分以外の人間や色んな出来事から学び成長する姿勢を持つことができます。
“どんなことからも学ぶ姿勢”は、人間関係をより良くします。自分が相手に与えられる価値、相手から得られる価値に気付けるからです。
「テイカー」ではなく
「ギバー」である
「テイカー」とは奪う人、「ギバー」とは与える人を意味する言葉です。テイカーが具体的に奪うもの、それは“時間”です。相手の都合を考えずにコンタクトをとったり、話を続けたり。テイカー自身は何も与えていないにも関わらず見返りを求めます。
とくにSNSは、身分を明かさないまま不特定多数の人に連絡できることでテイカーが発生しやすくなります。
テイカーからは人が離れていきます。反対にギバーには同じく与えられる人が集まります。自分の周りに良識のある人間が集まるようになれば、自然と人間関係で悩むことも少なくなります。
「悪気はない」と考える
身勝手に人を陥れたり、迷惑をかけようとする場合はもちろんアウトですが、本心から悪人である人間は意外と多くありません。ほとんどは「悪気はないが悪く見えてしまっている」だけなのです。
表面的な出来事にとらわれていると、「悪く見える」という側面だけしか見えず関係は悪化します。しかし、本当は悪気がなかったとしたら初めから争う種もないのです。
とはいえ、人は感情で反応する生き物なので感じが悪ければ嫌悪しか感じられないでしょう。そのため、感情的になる前に3秒だけ落ち着いて「悪気はないのかもしれない」と考える癖をつけます。
そうすると、相手の気持ちに対する理解が進みます。「自分が理解されたい」ではなく、「自分が相手を理解する」と考える方が人間関係は楽になります。
人間関係に悩んだら「よかった探し」をする
物事は表裏一体です。悪いことがあれば、その裏には良かったことも存在します。それは人間関係の悩みにおいても同じです。
例えば、相性が悪い人とのコミュニケーションで困ったら、自分が得意とする人、不得意とする人の違いを理解できます、そして、今後似たような状況にあったとき「この人は合わないから」と予め接し方を選べるでしょう。
日頃から「よかった探し」をする癖をつけることが大切です。人間は都合のよいものしか見えない生き物です。人間関係で悩んでいるときは、そこから学べることには目がいきません。ポジティブに捉えようとする自分に抵抗があるからです。
それでも敢えて、勇気を出して「よかったことはなにか?」を考えます。そうすれば、絶対に自分のための学びに気付くことができます。
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